放射線治療品質管理機構

構成5団体

地域連携支援

放射線治療品質管理機構地域連携支援活動に多く寄せられた意見と回答(FAQ)

Q1:どのような人が支援に行くのですか?
支援を必要とする施設の所在する地域の品質管理士の方々が支援に行く予定です。支援に行く際には、地域連携支援委員会委員も遠隔支援を行います。また、実際に訪問する前に、支援先施設の方からの資料提供や意見交換で解決できることも予想できます。
Q2:支援はボランティアになるのでしょうか?
現在、進行中のパイロットスタディでは交通費の支給は行っていますが、最終的には受益者負担となる方向で検討していく予定です。
Q3:地域の支援担当者は責任をどこまで負うのか?ミスリードした場合はどうするのか?
地域の支援担当者に責任はありません。支援担当者は、線量誤差の原因を支援先担当者とともに検討し、解決していくための支援を行うものです。支援内容についての報告書を地域連携支援委員会委員に提出していただきます。最終的に放射線治療品質管理機構から支援施設に報告書を提出します。この施設への報告書についても、責任が発生するものではありません。このことは、支援を行う際に施設の了解を得るようにします。
Q4:実際に支援を行う際に、遠隔支援者は確保できるのか。
実際の支援を行う際には、地域の支援者とともに遠隔支援者を確保できる日程を設定します。
Q5:地域連携支援パイロットスタディの参加協力者にポイントを付与してはどうか。
現在、パイロットスタディ参加者には参加証明書を配布しております。現時点では放射線治療品質管理機構の認定ポイントは付与されておりません。今後、パイロットスタディへの参加協力に対する対価を検討します。
Q6:パイロットスタディ内容を、各地区や全国の講習会で実施してはどうか。
パイロットスタディ実施後の各地区ブロックとの連携などについても意見が出されておりますので、今後、検討していきます。
Q7:出力線量相違施設の支援を行うにあたり、責任の所在や基準をしっかり詰めて欲しい。
出力線量相違施設の責任については、あくまでも施設の責任となります。地域連携支援では、第三者的に技術支援等のアドバイスを行いますが、機構や地区支援者が責任を負うことはありません。測定支援については、マニュアルを作成しており、収集できる出力線量やTPS-QCの実施結果、温度・気圧計の相違などを数値化して提示します。データを収集しながら必要な基準値についても検討を行います。
Q8:放射線治療品質管理で分からないことを気軽に聞けるヘルプデスクを作って欲しい。
現状の品質管理機構ではホームページの更新を検討しております。地域連携支援を活用して地域のつながりを支援できる、相談しやすい環境を整えたいと思います。
Q9:測定内容を絞った方が良い。今回は6 MVのみであったが、全てのエネルギーだと膨大になる。
また、エラー対応のフローを整理した方が良いと思います。
パイロットスタディを続けることで必要な測定項目の検討も行っております。測定項目については、できるだけ必要最小限で実施できるようマニュアルの更新を行っております。エラー対応のフローは、今後、整備する予定です。
Q10:訪問不要でデータ分析の段階で多くのことがわかるような体制を作って欲しい。
訪問測定の実施前に施設スタッフから提出してもらった事前データに基づき、TPS-QCプログラムで治療計画の妥当性を確認しています。また、事前にウェブ上で出力線量測定値や関係パラメータを入力し、各係数や水吸収線量の妥当性を評価できるシステム構築を検討中です。
Q11:第3者評価を装置の立ち上げ時に義務化して欲しい。
各種関係団体に働きかけを行っている状況です。
Q12:品質管理機構のホームページで自施設のデータチェックができるシステムを構築して欲しい。
事前にウェブ上で施設スタッフが標準計測の測定値を入力し、各係数や水吸収線量の妥当性を評価可能なサービスについては、システム構築と運用を検討中です。
Q13:自施設の機材、方法で進めた方が煩雑でない。
マニュアル通りで行うと測定する時間が1.5倍以上かかる。
東北・北陸地区のパイロットスタディでは、持ち込みの水ファントムで機構の準備したマニュアルで測定を実施しましたが、現在のパイロットスタディでは支援施設の水ファントムを利用して支援施設の測定プロトコルに従って測定を実施し、地域支援者が確認するようにしております。電離箱、電位計、温度計、気圧計については、校正されたものを持込んで使用します。
Q14:パイロットスタディでは支援施設でのネットワークへの接続など準備が非常に煩雑である。
遠隔支援に伴うネットワーク接続方法については、随時改善を行っています。
Q15:マニュアルと遠隔支援システム(STD-Audit)との整合性をとって欲しい。
手順が異なるため、間違って測定した。
遠隔支援システムはパイロットスタディの実施とともに機能追加や改善などを行っております。現在では、マニュアルとの整合もとっております。
Q16:遠隔支援システム(STD-Audit)は決められた項目しか測定できないため、エクセルを使用した。
適時、測定項目を追加できるようにして欲しい。
STD Audit上で任意の測定項目を追加できるように更新を行いました。各地区でのパイロットスタディで得られた意見を基に改善を行いますので、今後も意見をお願いします。
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